Tuesday 26 September 2006

False Alarm

スクールホリデーが始まり、退屈なはずのこの2週間。その初日の昨日のできごとです。
一週間以上咳が止まらないピアを、朝一で予約が取れたので医者に連れて行きました。かなりゼロゼロ言ってるのでレントゲンを撮ってくるように言われ、フィルムとレポートをもらうまで一時間ほど近くのショッピングセンターで時間をつぶして、また医者に戻りました。結果、肺炎とのこと。入院することになり、家に帰り上の子を両親に預けたあと大急ぎで荷物を詰め病院に向かいました。たまたまピアのボーイフレンドもその朝からその病院に入院中で、はじめての経験だったので心強いなーと思いながら。そして救急で待たされること数時間。結局は誤診で、ただのウィルス性感染とのことで、処方する薬もないまま家に帰されたとゆうのがオチです。朝医者に行ったのが8時、家にたどり着いたのは5時、疲れきりました・・・。

普通の子のように病気をしたからと言って、ゴネたり泣いたり、しんどいことを伝えてくれるピアではありません。ほんとにちょっとしたサインを見逃してしまうと大変なことになりかねない。大変な一日だったけど、ちゃんと看てもらってよかったのかもしれません。

今日もまだ咳は止まらず、咳をしては吐き食べては咳をしてまた吐いて・・・の繰り返し。食事は離乳食に戻ったようにすりつぶし、でも食欲は相変わらず(笑)。この調子だったらすぐよくなるかな。ニコニコ笑顔を見せてくれるピア。しんどいときはちゃんと教えてよね。

天気が悪く、洗濯物でひっくり返る家の中。明日は晴れるといいな。

Saturday 23 September 2006

All Aboard!


ブリスベン旅行から一週間経ちます。
デジタルスクラップブックのレイアウトと一緒に旅の報告しようと思ってたのに、バタバタしてるうち気づいたらまた週末。結局レイアウトもひとつしかできてない・・・。スクールホリデーが始まって、ピア関係はすべてお休みなので、この2週間でぼちぼち仕上げてアップしていきたいと思ってます。

蒸気機関車の旅は土曜日の朝、5時に起床したところから始まりました。文句も言わず起きて用意したカイと、見送りのダンナとピアと、雨の中列車発着駅までCity Trainで向かいました。6時45分発予定のSLの汽笛を聞いたときのカイの喜びようったら!そしてはじめて見るSLに大興奮!この時点ではあまりのはしゃぎように先が思いやられました。
ところが。乗り込んだはいいけど、なかなか発車しないSL・・・。到着駅近くの駅で、貨車が脱線し線路が破損したそうで、もしかしたら途中からバスに乗り換えなきゃいけないかもとのこと。ビデオ係のダディーとピアは雨のプラットフォームで待つこと1時間近く。発車の汽笛で目覚めるまで、ピアはダディーの肩で眠ってたらしいです、かわいそうに。結局破損した線路は開通しました。結果的には、例の脱線貨車も見れて、ほんとみたいな“トーマスの世界”を経験できて、これはこれでよかった。ブリスベンからトゥウンバは車では1時間少しのところを4時間半かけて行くはずが、最終的には6時間もかかったんですけどね。車でトゥンバに向かったダンナとピアを、またまた駅で待たせて、やっと合流できたのは1時過ぎ。結局花を見る間もなく(Carnival of Flowersなるものが開催されてて、それに行くツアーだったんですけどね)帰りの電車に乗る時間。もちろんそれも遅れました(笑)。

その長い6時間の間も、帰りの3時間足らずの間も、一言の文句も言わなかったカイ。私としては、4時間以上も(6時間になるとはつゆ知らず)じっとできるんだろうか?降りたいってごねられたらどうしよう?って心配してたんだけど、驚きました。ほんとに好きなんだね、SL。車内で手に入れたSLのおもちゃで遊び、開けた窓から流れる景色をながめ、何千もの質問を私に浴びせて過ごしました。帰りに見た虹、きれかったなー。そして暗くなってからの車内はちょっと幻想的でした。私たちの車両のジェネレーターが壊れてたらしく電気がつかず、照らすのは懐中電灯の青い蛍光灯だけ。そんな中で、私にもたれて眠るカイのぬくもりを感じながら私も眠りにつきました。

開けた窓から流れ込む風に気持ち良さそうにしながら、何度も何度も言ってくれました。
"Mummy, I love this kind of ride, I love it. Thank you, mummy"
いいプレゼント選んだなーってしあわせな気持ちになり、ダディーにもありがとうって言おうねって言ったのでした。

今日のLO: 写真がとっても気に入ってたので力が入り、珍しく何日かかけて仕上げました。左のブレンドした景色の写真も私が撮ったもので、実は虹が写ってるんですけど、どうしてもうまく見せることはできず残念・・・。もっとフォトショップの腕が上がったら修正したいです。products used: Vintage Label Paper, Snap Shots Flourishes brush & Old Stamps brushes all by Rhonna Farrer

Thursday 14 September 2006

Off To Brisbane

明日から2泊、ブリスベンに行ってきます。
私たちからカイへの誕生日プレゼントの、蒸気機関車の旅が土曜日。日曜にはダンナの会社のBBQパーティーがあり、どちらもブリスベンなので思い切ってお泊まりにしました。蒸気機関車はブリスベンから4時間ほどかけてToowoomba(車では1時間ちょっとらしい)へ。コストと所要時間の関係で私とカイ は電車で、ダンナとピアは車で、現地集合する予定。日帰りで往復8時間電車って、カイがじっとしてれるかちょっと不安だけど、大好きなSL楽しんでくれるといいなーと思います。おもちゃは山ほど持ってるカイに、何かそれ以上のものがあげたくて決めたプレゼント。実は私もとっても楽しみ♪Toowoombaで今週末開催されているCarnival of Flowersに行くこのツアー、そちらもはじめて行くので楽しみです。

そんなわけで、明日は朝から大忙し。
・向こうで合流するので車がいらないダンナを駅まで送って行く。
・カイをプリスクールに送り込む。
・友達を迎えに行って、一緒にピアの障害児プレイグループへ。
・友達とランチ+街で用事を済ます。
・帰って荷物を詰め、
・愛犬Happyを乗せカイを迎えに、
・Happyをペットホテル(?)に預け、ブリスベンへ向かう。

すごいでしょ?自分でもいったいどうやってこのスケジュールこなせるのか疑問なんですけど・・・。特に明日のプレイグループはピアはじめての遠足で、これまた我が家の一大イベント。とにかく盛りだくさんの週末。年甲斐もなく、遠足前日の小学生みたいにワクワクしてる私です・・・。

Monday 11 September 2006

Daddy's Voice


愛してるって言っても
君は何も言わない
聞こえてるのは知ってるよ
ただ何も言わないだけだよね.
だから、僕は抱っこしてキスをする

君が嫌がって顔を背けるまで

いつかきっと君は自分の声を見つけるだろう
だから僕は抱っこしてキスし続ける
君が「Stop!」って声をあげる日まで


Daddyが書いた詩です。
この父の日に撮った写真がとても気に入ったので、作ったレイアウトをダンナに見せて詩を書いてって頼んでできたもの。これを読んで、普段ピアの障害についてあまり話したがらないダンナの気持ちを少しかいま見たような気分になり切なかった。私はなんでも話したい方なので、今では結構明るく前向きにピアの障害について話します。でもダンナも含めて横に住む私の両親、私の妹、私以外の家族にとっては、みんなさけて通りたい会話のトピックみたいですね。 ちょっとお酒が入ったら話したりするけど、そんな時は誰か泣いてる。特にうちの父は、私がいない時にはたまに洩らすらしいですけど、しらふで話すことはまずないかな。みんな私をいたわってくれてるのかな。私的には、特に私とダンナはピアの親だから、たまに“もっと話してくれたらいいのに”って思うこともある。でもつらいことの乗り越え方って人それぞれ違うから、私はダンナのやり方を尊重してあげたくって、言葉少なになったりします。

2006年、父の日の父娘の一瞬。写真が語るdaddyの気持ち。聞けてよかった。

今日のLO: product used: paper by Veronica Ponce, ornament from Moody kit and bird element from Esther kit by Anna Aspnes

Sunday 10 September 2006

Picture Books

毎週木曜に通ってる言語療法の講座で進められた、手作りピクチャー・ブックの作成にはまってしまいご無沙汰してました。私のデジタルスクラップブッキングの趣味を知ってる言語療法士さんが、写真を使ってピアに本を作ってみては?と提案してくれたのが先週の木曜。それから2冊(って言ってもそんな長編じゃないですよ)仕上げました。一つ目は、"My Family Loves Me"と称して、家族の一人一人の写真とその人とピアが写ってる写真で1ページが構成されているもの。二冊目は"All About Me"。ピアについて、ピアの好きなものについて、すでに作ってあったデジタルスクラップブッキングのレイアウトを使って作りました。フォトペーパーに印刷して、ラミネートして、パンチで穴開けて、バインダー式の手帳にまとめてみました。ピアが気に入ってくれるかは別にして、私は満足(笑)。やっぱり何か作るのは大好きです。特に子供のためのものは作ってる時間ほんとに夢中になる。早速明日ピアと読んでみようと思います。左上の画像からHPにアップしたピクチャー・ブックのページにリンクされるので、興味のある方は見てみてくださいね。

Wednesday 6 September 2006

Smiles Are Contagious


子供の笑顔ってあくびみたいにうつりますよね。
最近のカイはほんとにいろんな表情を見せてくれます。生まれた時から写真の撮り過ぎで、物心ついた頃には大の写真嫌いになってたカイ。
1歳までなんかは毎日何十枚も撮って、一番いいのを“今日の一枚”と称してアルバムに入れ一言育児日記みたいなことをしてたんですよね。自業自得だ、失敗したな〜って思ってたところ、最近たまに自分から撮ってって言う時があるんです。このレイアウトの写真もそんな時のもの。月曜日にカイとピアと3人でテイクアウェイのお寿司を食べていた時に、いきなり自分から私のバックの中のデジカメを取り出し(いっつもバックに入れて持ち歩いてる)催促する。そんな時にはここぞとばかりに撮りまくります。だって子供ってじっとしてないし、数うちゃ当たるって感じじゃないですか?いいのがいっぱいとれて大満足:)早速スクラップしてみました。

カイが笑うと私も気づいたら笑ってる。泣いてると私も悲しくなる。怒って眉間にしわを寄せて話すのを見ると、知らず知らず私の眉間にもしわが寄る。まったく“親は子の鏡”なんだか“子は親の鏡”なんだか・・・。

今日のLO: products used: Playful kit by Jackie Eckles

Tuesday 5 September 2006

DigiScrapper!


私がデジタルスクラップブッキングをはじめたのは去年の7月のこと。
それから作ったレイアウトは、今数えたら133枚になってました。自分でもビックリ!これには、始めの頃に作った何十枚かは含まれてません。記念にはとってありますが、自分で納得いってないものたちなんで別にしてある。そのうちハードカバーの写真集にしたいなーって思ってるんだけど、一つ一つのプルーフィングが面倒なのと、オーストラリアではまだ高値なのとで、まだPCであたためてます。今のところ、気に入ったレイアウトを何枚か家で印刷して額に入れて飾るので満足。上の子に作ったものを3枚リビングに飾ってたんだけど、とっても気に入ってくれたらしくいつの間にか自分のベットルームに持ち込んでました。寝る前に眺めてくれているようで、これはとってもうれしかった♪自己満足と言えば自己満足な趣味なんだけど、やっぱり喜んで見てもらえるとうれしいですよね。幸いダンナも結構興味を持って見てくれるのでありがたいし、また制作意欲も湧く!

他にもいろんなソフトを使っているデジタルスクラッパーがいるようだけど、私はフォトショップを使っています。はじめてフォトショップを開いた時はビビりました(笑)。それまでは、マイクロソフト系は結構使ってたので大抵のものはすぐに使いこなせるようになりました。パブリッシャーを使って、今思えばデジタルスクラップブッキングのようなこともしていたんです。でもフォトショップはさーっぱりチンプンカンプン・・・。何これ??って状態で、あれこれいじくりまわして自己流で学んで1年。思えば随分進歩したなーと思う。それでも基礎がないので、意味が分からず使ってる機能もいっぱい。そのうちちゃんと勉強したいです。時間とお金があればね;)

スクラップブッキングは写真を飾って残すとってもステキな方法。トラディッショナルなアナログのスクラップブッキングも見るたびにいいなーと思うけど、お金、時間、場所をとってもとりそうなので、凝り性の私としては思いとどまってまだ手を出していません。写真を修正・編集しやすく、いろんなフォントを使えるデジタルは、フォント好きで、ちょっと写真に手を加えたい私にはもってこい。これからも家族のいろんな思い出をスクラップしていきたいな。

今日のLO: 最近撮った中ですごく気に入ってる写真です。なかなかかわいい笑顔でしょ?ブレンディングとブラシ、グラディアントを使ってます。誕生日にダンナにプレゼントしてもらったPhotoBlastのアクションを使いました。
products used: paper from Eternity kit & Avante Garde hipster plumes by Anna Aspnes, quote by Pablo Neruda

Monday 4 September 2006

Power Of Play


前にIKEAで買ってコーヒーテーブルとしてラウンジで使ってたものに、ちょっと工夫してピアのアクティビティージムを作りました。って言っても、ベルクロ(マジックテープ)をテーブルの裏に貼って、フェルトでおもちゃをぶら下げるストラップを作っただけなんですけどね。うつぶせの姿勢でも、座ってる時でも、ちょっとつかんで引っ張ればとれる仕組み。頑張ったご褒美に少し遊ばせてあげる。片方に体重をかけ腕を伸ばす練習、ハイハイのための第一歩です。ベルクロも裏がシールになってる簡単なもので、今さら新しく新生児用のプレイジム買うのもバカバカしいし、どうせなら好きなおもちゃの方が手を伸ばすだろうと、行きつけのおもちゃ屋さんのオーナーさんと考えたものです(ほんとにステキなおもちゃ屋さんなんですよ。また今度紹介します。)。真ん中のうしさんが首つりみたいなのは多めに見てくださいね(笑)。これ、すっごいかわいい音が出てピアのお気に入りなもんで外せなかったんです・・・。

毎週木曜に行っている言語療法のワークショップでは、毎週宿題が出されます。
ターゲットを決めて学んだいろいろなコミュニケーション法を子供と実践するってものなんですけど、先週のセッションでちょっと気づいたことがありました。宿題の課題を決めている時のこと。“子供の好きな遊びは?”の質問に止まってしまいました。ピアってなにして遊ぶんが好きなんやろ?え・・・もしかして私知らない?そう、一人座りの練習、たっちの練習、サインの練習、訓練にばっかり気を取られて、私ピアと遊んだことない。一日中ピアと一緒にいて、情けないことに好きな遊びも好きなおもちゃも、いくら考えても思いつかなかった。ちょうどその日のトピックは、遊びが子供のコミュニケーションの発達にどれほど大切かってことだったんですよね。どうやら早くピアに進歩して欲しいって気持ちが先走り、ピアの普通の赤ちゃん時代を奪ってきたようです。ちょっと反省。一番大切なのはピアと楽しく過ごすこと、それを忘れないようにこれから
は頑張ります。

最近、めっきり笑顔も増えてコミュニケーションの意欲を見せだしたピア。余りに反応のない娘とのボンディングに苦労し愛情のない母親かもと泣いた日々ももう昔のこと。ピアとの目でする、体全体でする会話が楽しくてたまらない今日この頃です。
今からでも遅くない!いっぱい遊ぶぞ、ピア!

Sunday 3 September 2006

Another Birthday Weekend


9月1日、金曜日で34歳になりました。メールやSNSのメッセージでBirthday Wishをいただいた皆さん、どうもありがとう!

私は 歳をとるのが結構好きだったりします。文句を言いつつたまに染めて隠している白髪も、年々増える目尻の笑い皺も。今までの人生いろいろと、もしやり直しがきくならもう一度やり直したいって思ったようなこともいっぱいあるけれど、それでもこれが私の人生、今までの自分もこれからの自分も結構好きだったりします。最近では両親は“おめでとう”とも言ってくれないんですけど、
その歳でなにがめでたいねん!って(笑)。それも結構気に入ってます。昔からうちの母は“誕生日は産んでくれてありがとうの日でしょ?”って言ってました。それで毎年イヤイヤ(ってわけでもないけれど)ながら言ってたっけ。今ではほんとにそうだなって思います。34年前のこの日、母が産んでくれたから今の私がここにいる。最近どこかで読んだんですけど、福山雅治(だったと思う)は毎年自分の誕生日にお母さんに花を贈るそうな。なんて素敵♪産んでくれてありがとう、私もそのうち子供たちにそう言ってもらいたいものです。子供たちの誕生日には“生まれてきてくれてありがとう”って思うんですけどね。

この週末はずっと誕生日気分を味あわせてもらいました。
当日の金曜はまず上の子の"Happy Birthday"の声とキスで起こされ、とてもステキな目覚め。そのためにわざわざdaddyに起こされたカイともう一度ベットに潜り込み、ゆっくり朝を過ごしました。昼間は子供たちと買い物に(私の一番好きなことです)、夜はダンナが珍しく早く帰ってきてくれたので4人で食事に出かけました。土曜日は南ア人の友達母子と一緒にランチ、今日は今日でダンナのシドニーの頃の会社の友達の娘さんの誕生日パーティーに車で一時間かけて行ってきました。写真はそのときのものです。甘いものには目がないんです、ピア。夜は出張中の妹をのぞいた家族全員で私の誕生日&父の日ディナーでこのBirthday Weekendの締めくくりでした。たのしかったです。やっとみんな元気になって久しぶりの週末、息子に何度も"Happy Birthday"言ってもらって、食べるの大好きの娘の笑顔いっぱい見れて、最高の週末でした。