Friday, 12 January 2007

You Are The Reason

いろいろニュースはあるんですが、今日とってもステキなことが起こったのでそれについて書かせてもらいます。

最近ピアの障害のことをどうやってカイに説明しようかと悩むことが多い私。二人が同じDay Careに通うようになって(これも早く報告しようと思ってることのひとつなんです)なおさら。特別な椅子に座って、歩くことも話すこともできないピア。いずれカイが友達に聞かれる日が来る、妹どうしたの?って。それまでにうまく説明できる知識をあげたいと思い、ことあるごとにことばを選んで話してきました。ピアは少し他の子と違うんだよ。いろんなことをするのにいっぱい練習が必要で、いっぱいいっぱいヘルプが必要なんだよ。そして頑張ってももしかして歩けないかもしれないし話せないかもしれない。世の中にはそんな人もいる。だからいっぱい助けてあげようね。どんなピアでも愛そうね・・・そんな内容を話してました。どこまで理解してるんだろう?ってわかりませんでした。

きっとムキになってたんでしょうね、私。
必要以上に“歩いたり話したりできないかもしれない”ってこと、強調してたのかもしれない。だってカイ、ことあるごとに“ピア、2歳になったら歩くね”だとか、“大きくなったらお話しするよ”って言ってたんだもん。そうはならないことに気づいた時のショックを少しでも軽くしてあげたかった。

"Please don't say "Pia might never talk" anymore, mummy.
I know she will. Because I can hear her"

カイがそう言いました。
涙が出た。悲しい涙じゃなくって、胸が熱い思いでいっぱいになって。すごく感動した。私の4歳の息子、こんなにしっかりした愛情豊かないい子に育ってる。うまく言い表せないけど、とってもとっても感動した。

最近同じように障害を持つ子のママ友達からよく聞かれるんです。どうしてそんなポジティブでいられるの?って。うまく説明できなかったんだけど今日わかった。カイ、あなたのおかげだよ。もちろん私の子はピアだけじゃないんだからしっかりしなきゃって気持ちもある。でもそれだけじゃないね。カイのピアに対する愛情や、そのポジティブさにきっととっても助けられてるんだ。

カイには見える手をつないで歩く二人、カイには聞こえるピアのお話。
なんてステキな兄妹なんだろう。
私にもそんな二人の姿が見えるような気がして、二人の会話が聞こえるような気がして、なんだかまたひとつ暗闇のトンネルをくぐり抜けたような気がします。

8 comments:

Anonymous said...

カイ君はwallabyさんご夫婦のこと、ピアちゃんのこと、幼いながらにもしっかりと見ていたんだと思います。小さな心で、いろんな事を感じ、考えていたんですね。wallabyさんご夫婦のお子さんは、二人とも本物の天使、私はそう思います。

Anonymous said...

wallabyさん!おはよぉ(≧∇≦)ノ
おっ♪カイくんもお兄ちゃんっぽくなってぇ~!!カッコイイなぁ(*^▽^*)
なんて思いながら写真を見てたよぉ~
でも、その後に日記を読んで…号泣です
見た目だけじゃなく、素敵なお兄ちゃんだよねぇ~
wallabyさんたちの想い、愛情をしっかりと受け止めて、優しい気持ちでいっぱいなんだろうなぁ~
今日も、心がとっても温かくなったよぉ
どうもありがとぉ( ^ー゚)b

Anonymous said...

またまた涙が出てしまいました。
何て、心が清くて、優しいお兄ちゃんなんでしょう!兄弟ってやっぱりいいですね。

でも、本当に、カイ君は、ピアちゃんの言ってること分かってると思う。兄弟の間でつながるものがあると思います。

私たちの三歳の甥っ子、時々言ってることが私達には、分からないけど、お姉ちゃんは全部理解してて、いつも通訳してくれるし。。

カイ君の言うとおり、きっといつか、元気に歩いたり、話したりする日がきますよ!

From DSW

Anonymous said...

またまたカイちゃんに泣かされてしまいました。
なんて、素敵な男の子なんだろう・・・!
本当に感動しました。
子供に助けられることって多いよね。
私の気持ちまであったかくなったよ。
wallabyさんの家族に感謝です。

Anonymous said...

メール有難うございました。
返事の来ないのは、他のメールに埋もれてしまったかな?とちょっとあきらめていましたが、お返事頂けてうれしいです。
うちの娘に似ている、ピアちゃんのことばかり見ていましたが、カイくんってすごくお兄さんですね。横顔も頼もしさを感じました。
さあ!このメッセージは今度こそ、ちゃんと届くでしょうか?

Anonymous said...

はじめまして。オーストラリアのパースから初めて書きます。私たちのエンジェル、ジュリエットはレット症候群でもうすぐ4歳になります。下の娘メアリーはいつもジュリエットを追いかけ2人は大の仲良し。この仲がいつまでも続くことを信じています。

kpad said...

>りょうま&りんさん
本当ですね。思ってる以上にカイはいろんな事わかって感じてるんだろうなって思いました。私も気が抜けないです。2人の天使のためにも私がポジティブでいないと!

>デクノスケさん
そうなの、ほんとにいいお兄ちゃんで、私もよく泣かされてる(笑)。そんなカイの心のケアも気になるところ。今年はカイと2人の時間をできるだけ作ろうって思ってるよ。

>DSWさん
ほんとに子供のまっすぐな清い心って学ぶところが多いです。そんな彼にいっぱい元気をもらってます。

>Tsukky
あんなお調子者なのにね(笑)。ほんとにカイの存在が私の支えになってるよ。そんなカイを私もしっかり見ててあげないとなって思ってる。

>h.eさん
コメント大成功です!どうもありがとうございます。えっ、お嬢さんうちのピアに似てるんですか??ぜひぜひ写真披露してください!

>匿名さん
はじめまして!コメントどうもありがとうございます。お嬢さん、レット症候群なんですね。うちのピアもやっと診断をもらったところです。しかも大陸の両端とは言え同じオーストラリアなんて!びっくりしています。もしよろしければ、ぜひ色々お話聞かせていただきたいです。また遊びにきてくださいね!

Anonymous said...

This story is so beautiful. My Japanese friend helped me understand. You have such an inspirational family. With much love, Tracey & Dee