シドニーに行ってる間に7回目の結婚記念日があり、そしてこのブログも一周年を迎えました。
い つも読んでいただいているみなさま、ほんとにありがとうございます。大切な家族、友達、そして見ず知らずのネット上で知り合った新しいお友達にも、こう やって私たちのことを読んでいただいて応援していただいているのは本当にうれしいことです。実際このブログをはじめた当初、こんなにたくさんの方に読んで いただけるなんて思ってもみませんでした。いっぱい元気と勇気をもらって、また次の1年も頑張っていきたいと思います。
ほんとにいろんなことがあって、いったいどこから話し始めたらいいんだか・・・。
シドニーの旅は、ほんとに実りの多いものでした。何人かの友達に会うことができたのも大きなボーナス。一番の目的のレット症候群会議の前日には、前よりちょっと強くなった私を見てもらい、そしてまたたくさん元気づけてもらいました。
"Let's Talk Rett Syndrome"と称したこのイベント、アメリカから国際レット症候群協会創立者でありプレジデント、そしてレット症候群ハンドブック作者のキャシー・ ハンター、オーストラリアのレット症候群リサーチの権威、ドクター・ヘレン・レナードを招いて、オーストラリア・レット症候群協会代表が企画した2日間の コンフェレンス。レット姫の家族や療法士、養護学校の先生方が集まって、レット症候群について語るとゆうものです。私たちはまだまだ新米(たぶんピアが最 年少だと思う)、先を行くレットランドの先輩やいろいろな専門家たちの話をしっかり吸収してきました。ポジティブもあれば、不安材料も沢山あったけれど、 ますますこれから頑張らないと!と気持ちが引き締まったみたい。一番最後のトピック、“ケアをする人のケア”ではあちこちで涙が流れ、普段は強く家族を支 えるお父さんがたの目も赤くなって涙をふくんでいたのがとてもこころにひびきました。キャシーはとてもカリスマ性のある人。ユーモアたっぷりのその裏に は、ここまでくるまでどんな苦労や悲しみがあったでしょうか。もしこれからまた私がもうこれ以上前へは進めないって思うことがあったなら、そこで出会った 人たちの涙を思い出すでしょう。あの人たちが乗り越えてきた道だもの、私たちも乗り越えられるはず!
ほんとに行けてよかった!家でカイを見ててくれた両親、そして妹夫婦に感謝。ラグビーのトレーニングにはじめての試合、近くの公園のオープニングイベントにも連れて行ってもらい、 カイは私たちが帰らなくてもさみしくなかったじゃ?って思うくらい楽しかったらしいです。そしていい子でお留守番しててくれたお兄ちゃんにもありがとう。 これからもいろいろと我慢させることもあるかもしれない。でもカイのことも同じくらい大切だから、それだけはわかっていて欲しいです。
こ こで終わるはずだった帰宅後はじめての投稿。また今まで通りの日々が始まると思っていたら大間違いでした・・・。昨日ピアの担当医と会ってきたんですけれ ど、やっぱり成長していないとゆうことで径官栄養をすぐにはじめることになってしまったんです。確かにこのシドニー旅行中、ほとんど食べれなかった。ほと んど寝て過ごし、やっぱり旅行って疲れるんだろうなって、3週間の日本旅行のあいだどうなるんだろうって心配はしてました。この半年ほど身長も体重も増え ていないのはやっぱり栄養が足りていない、胃鑞の専門医にも紹介状を送るけれど会えるまでに数ヶ月はかかるので、それまでの間鼻から胃に差し込んだ管でピ アが口から取りきれない栄養分を与えたほうがいい、異存はないですね?みたいな感じで。今すぐに!みたいな勢いで、さっそく病院にいく手配をされ、今日 行ってきました。
ピアが管を引き抜いてしまったら私が自分で入れ直さなければいけないので、そのやり方、ケアの仕方などを学んできました。私が管 を鼻から入れている間も、追加の血液検査で血をぬかれてる間も、ピアはほんとうに天使でした。ナースもびっくりするくらいニコニコ笑顔でいい子。おかげで 私もおたおたすることもなくはじめての作業をこなすことができました。いろいろ思いはあるけれど、それでもピアの為にはこれが一番よかったんだって思うよ うにします。スタミナがないのは栄養が足りてないから、十分栄養が摂れないのはエネルギーレベルが低いから・・・の悪循環なのかもしれない。このおかげで 元気が出てもっとハッピーになるかもしれない。発達だってもしかしたら進むかもしれない・・・。そしたらまた管を外せばいいし、それに今まで通り食べるれ るんだもの。ま、そんなわけで大きなステップだったけど、今は納得しています。外せる日をめざして頑張ります。
とっても長くなってしまいましたが、これが近況です。
いろいろありましたけど、
LIFE GOES ON...
頑張ります!
今日のレイアウト: 一枚目。シドニーでのピア。キャシーとの写真と、サインしてもらった“レット症候群ハンドブック・セカンドエディション”の1ページです。初版の倍ほどある分厚さで、情報がたっぷりです。二枚目。早速今日のことをスクラップしました。シンプルLOで私にしては珍しくあっという間に仕上がりました。products used: Anna Aspnes freebies from DesignerDigitals, Frames and papers from ButterflyKisses kit by Rhonna Farrer
Wednesday, 25 April 2007
Welcome To Rettland
posted by kpad at 11:16 pm
Label: Events, My Girl, Rett Syndrome
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16 comments:
実り多き充実したイベントに感謝ですね。
人間には『乗り越えられない苦難はない!』のです。これは言い切れると思います。
ピアちゃんの笑顔が物語るように、口から取れない栄養を医学的な観点からみて必要と思われれば、必要なこと。
貴女は立派に親として、レット姫を育てているのだと思います。
それは、沢山の心配ごとも多々あるでしょう。でも、後のことを今から先読みして悩む必要はないのです。
だから、今は今できることを十分にして、いつものように明るく生活してほしい!それが、家族にとっても、貴女にとっても一番重要なことだと・・・私は思います。M
報告を楽しみに待っていました。
でも途中から、えー?
読み終わるまでドキドキでしたが、最後にピアちゃんの笑顔を見て、ホッとしました。
この笑顔でがんばれるんだよね。
おかえりなさい。
PCを見ていた私に息子が、
「あっ、ピアちゃんだ!りょうたも
おともだちになりたいな-。」と。
ピアちゃんを通しての輪が、
こんなところでも大きくなっています。
wallabyさんの感じている様々な想い、
ピアちゃんに伝わっていると思います。
すみませ~ん
上のコメント名前忘れました。
でも何か変な名前になっている。???
>Mさん
泣いたり騒いだりもよくするけれど、ひとつひとついろんなこと乗り越えてます。周りの人たちに支えられて、子供たちの笑顔に元気もらって、自分でも驚くほど前向きでいられる。これから何があっても大丈夫だと思う。元気だよ!
>H.E.さん
ほんと今さっきはじめて鼻から管通されたばかりの子とは思えない笑顔ですよね。大泣きされたら私もパニック起こしたでしょうけど、結構余裕でした(笑)。
anonymousってのは匿名です。いつもコメントありがとうございます!
>りょうま&りんさん
コメントありがとうございます。
りょうたくん、そんなこと言ってくれてるの〜?なんてかわいい♪名前も知っててくれてるんですね。感激!とってもうれしいです!!ほんと人と人とのつながりって素敵だな。すごくこころがあたったまりました。ありがとう。
なんて書いたらよいのか・・wallabyさんの心境がわかりすぎるほど、わかるような気がして・・・
お互いに、ひとつひとつ、家族で力をあわせ、乗り越えていきましょう!
そう、良くも悪くも、同じ状態が永遠に続くわけではないのですから・・
ピアちゃんの、天使の笑顔に救われる想いです。
頑張りすぎないで、前を向いて笑顔で歩んでいきましょう^^
はじめまして・・ではないのですが前回は名前のいれ方がわからず、名無しのゴンベエでした。
改めまして結婚7周年&ブログの1周年おめでとうございます。
実り多きシドニー旅行だったのですね。お疲れ様でした。
いつもwallabyさんのレイアウトを見て思うのですが、ピアちゃんの笑顔、本当にangelですね。見ていると優しい穏やかな気持ちになります。DSBで優しさが伝わってきます。そしてママの愛情も・・。
私にも障害のある息子がいます。ピアちゃんとは全く違った障害ですが、それなりに悩んだり傷ついたり・・。でも子供に元気をもらっています。そして主人をはじめ沢山の周りの人に支えられ、笑顔でいられます。いつもどっしりと構え、私の悩みや愚痴を聞いてくれる主人、そんないつもは頼りになるパパ達もいろいろな思いを抱え、目頭が熱くなったんでしょうね。私の目頭も熱くなってしまいました。会議にも参加していないのに、また頑張ろう、と、前向きな気持ちと優しい気持ちをもらいました。ありがとうございます。
またブログのアップ楽しみにしています。
もう1つ、ママが考え抜いて子供にしたことはその子にとって一番いいことなんだ。と、私は思っています。だからwallabyさんの選択、というか決心というか・・はピアちゃんにとっていいことなんだと思います。うまくいえないけれど・・。十分頑張っていると思うけれど・・頑張ってください。
本当、実りあるカンファレンスに参加できて、そして、素晴らしい人たちに出会えて良かったですね。
チューブを入れてるピアちゃんの写真、笑顔がすごく穏やかですね。見ているこっちも何だか心が休まります。。
From JAH
お疲れ様でした。
ケアする人のケア・・・
胸にしみる言葉ですね。そんな風にピアちゃんのことは
もちろん、ご家族皆さんを理解してくれる方々の集い
遠くで大変でしたが、参加した価値たっくさんありましたね。
人に『理解してもらう』ってとても強いエネルギーになる
気がします。
息子と年近いお兄ちゃんのがんばりも・・・うちだ
ったらできるかな。お兄ちゃんといってもまだまだママに
甘えたいさかりだと思うのに、ホントにがんばってるな。
見守って、応援してようと思いましたが、がんばってるご家族
ついつい、コメントしてしまってます^^
LOどちらも素敵な仕上がりですねえ。2つ目は
ここまでのがんばり、この時のがんばり、ここからのがんばり、
ピアちゃんとママ両方のいろんな意味が込められてる、
特に深い一枚だなあ、なんて眺めてます。
>ぶひぶひさん
コメントありがとうございます!
そうですよね、ぶひぶひさんも先にレットランドを行かれる先輩。きっと同じようにつらいことも泣いたことも素敵なこともいっぱいあったんでしょうね。
どうぞこれからもよろしくお願いします!
ネットを通して、こうやって同じレット姫の先輩ママに出会えてとっても心強いです。いろいろ教えてくださいね。
>mimittiさん
はじめまして(ではなかったんですね;))!
コメントありがとうございます。
ほんとうにピアの笑顔は天使の笑顔です:)
わたしたち家族のもとに舞い降りたこの天使をだいじに育てていきたいと思います。
mimitti さんも同じようにつらい思いもされてきてるんですね。こうやってネットで知り合った同じ障害を持つ子のママやパパ、障害はいろいろ違っても子供を思う気持ちは同じなんですよね。ひとりじゃないって、とても勇気づけられます。これからもどうぞよろしくお願いしますね♪また遊びにきてください!
>JAHさん
ほんと、この笑顔に癒されてます。
どんなことがあっても、この笑顔で吹き飛んじゃう!もっとこの顔が見たくって、また頑張れます。いつも読んでくれてありがとう!いつか会えたらいいね:)
>ちゅまさん
コメントうれしいですよ!ありがとうございます。“理解してもらう”ってことが強いエネルギーになる・・・ほんとにそうですね。同じような環境にいなくっても、こうやって私たちのこと考えていただいてるってのも、すっごいエネルギーになるんですよ;)ありがとう。
お兄ちゃん、ほんとにえらいです。子供ってすごいですよ!大人の私たちにとってはつらい娘の障害も、カイにとってはなんでもない。ただただかわいい自分の妹、それだけなんです。子供にはみんなそんな力がある。見習わなきゃです。
LO、お褒めいただきありがとう♪
そうゆうふうに見ていただくととってもうれしいです。気持ちをいっぱいぶつけられるDSB、すっかりはまってます(笑)。一緒に楽しみましょうね!また作品見せてくださいね;)
結婚7年目
ブログ1年目
おめでと~
うちも結婚10年目
ブログも1年目です
これからもぼちぼち
前向いて歩いていっきましょ(*^_^*)
はじめまして。ハルママと言います。カイ君,ピアちゃんとってもかわいいですね(^-^)ブログ拝見させていただいていつも勇気をもらっています。というのは私の娘7ヶ月もレット姫の疑いがあるんです。私の娘もピアちゃんと同じく成長がゆっくりです。睡眠時間も定まらず眠ったら寝てばかり、おなかすいたと泣くことはありません。(ただ眠たいときだけは大泣きしますけどね)そしてまったくと言っていいほど声をかけても振り向きません。オムツ替えも大嫌い,着替えも大嫌い,抱っこも嫌いで本当に寂しくってどうしたらこの子の要求していることがわかるのかどうしたらコミュニケーションがとれるのか、焦って途方にくれて、いろいろなところで相談しても同じ答えでした。成長に伴ってできたことができなくなるのが特徴だから‥お母さんの考えすぎと。でも毎日接している母親にはわかりますよね。ピアちゃん本当にいい笑顔ですね。私も娘が大大大好きです。どんなことがあっても大事な宝物です。私の娘にこの先どんな名前がついても私も一緒に前向いて元気にいきたいと思います。ママとピアちゃんの毎日がこれからも素晴らしいものでありますように。またいっぱい食べれますように。またコメントさせてください。
>ハルママさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
お嬢さん、レットの疑いがあるんですね。今は検査結果待ちですか?私もピアが一歳になる頃はハルママさんと同じような気持ちでした。成長が止まり、逆にできたことができなくなって、一番辛い時期だったような気がします。今でもピアの思ってることがわかってあげられなくて、もどかしく辛く思うこともありますけれど、少しずつ私たち2人なりのコミュニケーションを一緒に作り上げていこうと思っています。
どんな診断が出ても、たとえそれがレットのように話せない障害であっても、会話は言葉でだけできるものではなく、目や表情、手や体でもできるものです。お互い頑張りましょうね!
ぜひぜひまたコメントしてください:)
どうぞこれからよろしくおねがいしますね♪
お忙しい中コメントありがとうございました。実は娘はまだ血液検査は受けていません。正直に言うと診断が下るのが怖いと思う気持ちもあるからです。娘のためには早く診断名が付いたほうがいいのか‥今、仮に診断名がついても何もできないならもう少し知らないでいたい‥と思ったり毎日葛藤しています。もしかしたら明日には伸びるかも‥なんて思ったり。そんなこんなで今日まできてしまっています。もうすぐまた検診を受けるのでそこで改めて相談してみます。きっとここで検査になると思います。ピアちゃんが1歳前後の頃にできていたことができなくなってと‥書いていらっしゃいましたが、もしよかったらですがどのようなことがというのを教えていただけたら本当にありがたいです。きっとその子その子で違うんでしょうけど失礼でなければどうか教えてください。あと写真カードはいつごろから使われましたか?私も作ってはみたもののうまくいかず(まだ無理ですよね‥)ぐしゃぐしゃされてお口にパクッとされちゃいました(笑)
今娘はお昼寝です。この寝顔を見ていると絶対守るんだ!って思いますよね。
ピアちゃんの成長がまた進みますように。
またコメントさせてくださいね。
>はるママさん
もしよかったらe-mailでお話しませんか?
右の欄のCONTACT ME/E-mail KPADにメールいただけたらうれしいです。そしたらもっと話がしやすくなると思うし。
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