Thursday, 20 March 2008

Bundle Of Joy


Happyとお別れをしてからもう一月以上経とうとしています。
別れの悲しみから、少しずつあたたかい思い出にも心を向けられるようになった近頃です。メッセージやコメントをくれたみなさま、ほんとにありがとう。

さて、近況報告もたまりまくっている状態ですけれど、今日は我が家のnew memberを紹介させていただきます!3月10日に私の妹夫婦に第一子が誕生しました。Kobiは私にとってははじめての甥、うちの子たちははじめてのいとこの誕生に大興奮!ピアもKobiのことが大好きで、近くに寄ればニコニコ、とんとん触りたがって、それがまた手加減できないので大変・・・。私はと言えば久しぶりの新生児、かわいくってかわいくって♪自分の子もそっちのけで抱っこばっかりしています。


credit:QuickFill, Two If By Sea, Sugar Kisses page sets by Heather Ann Melzer, Olivia Collection by Shabby Princess

Wednesday, 27 February 2008

Message From Happy


17年ものあいだ私のもとでしあわせをくれた愛犬が今朝亡くなりました。
17年前の元旦”Happy New Year"に生まれたHappy。思えば私の人生の半分をHappyといっしょに過ごしてきました。つらい事があった時も新しい街でひとりぼっちの時も、Happyの存在がどんなにか私の心をなぐさめてくれたことか。そしてどんなにたくさんのしあわせを笑顔をくれたことか。

年老いたあちこち痛い体で、私たちとずっといっしょにいてくれたこの最後の一年。昨日獣医にこのままではかわいそう、楽にしてあげようと言われてからあっという間でした。昨日の晩は、たくさん美味しいものを食べさせてあげて、ダンナとHappyと3人ソファーで眠れない夜をすごしました。朝、何も知らないカイを両親に学校に送ってもらい獣医に向かいました。車の中でHappyは私の腕の中、もうほとんど見えていない目で私をじっと見つめていました。最後にたくさんキスとハグをしてあげて、私たちの前で静かに眠りにつきました。

カイに悲しいニュースを告げるのもまたとてもつらかったです。
"I want Happy, I want Happy"と泣き叫ぶ我が子に、わたしたち家族にとってのHappyの存在がどんなにおおきいものだったかを改めて思い知らされました。昨晩なんとなく何かを感じ取ったのか"When is Happy gonna go? I don't want Happy to die... but I will love him forever"とベットの中で私に言ったカイ。泣きながらHappyにそっくりの置物を抱いてベットに入る息子に伝えたHappyからのメッセージ。今朝最後に撮ったHappyとの写真とでLOにして額に入れてあげると約束し、夢で天使になったHappyと会おうねと言い聞かせて寝かせました。

そうねカイ、ずっとずっとHappyのこと好きでいようね、忘れないでいようね。
いつかまた会える。それまできっとHappyはカイのこと、ピアのこと見守ってくれてるよ。

Happy, my boy...
17年間たくさんの"happy"をありがとう。大好きだよ。
We will love you forever...

まだHappyの足跡が、においが残る家で・・・
明日からHappyのいない毎日が始まります。

Wednesday, 16 August 2006

Anticipation


春の予感。これから起こる楽しい事への予感。
今日はダンナの会社が祝日で休み。せっかくの週中の休日なのに風邪ひきでプリスクールも休んだの息子をダンナにみてもらい、朝はピアのOTに行ってきました。最近のピアはびっくりするくらい生き生きしています。て言っても普通の1歳半の子供とは違いますけど、今までのピアでは考えられないくらい、人におもちゃに周りのことに興味を示し、体も少しそれについていってる感じ。今まで肩より上に上がらなかった手を何かを求めて伸ばしたりする。もちろん食べ物なんですけど(笑)。こう小さな進歩でも見せてくれると私も頑張りがいがある。ご褒美をもらった子供みたいにうれしくなって、また褒めて欲しくて頑張れる。

帰ってからは子供たち二人をダンナにおいて、友達と飲みにいきました。
その時話すのはやっぱり子供のこと。障害のこと。愚痴や不安を言うこともあれば、これからのことも話します。やっぱり誰でもそうだとは思うけど、今の私たちにはこれまで以上に日々楽しみに出来ることが必要です。たとえばそれが旅行だったり、週末のお出かけだったり。彼女と彼女の息子とはこれからいろんな楽しいことがしたいな。計画はいっぱいあります。まず、今日彼女が朝のニュースで見た障害児スキーレッスン。来年行こうねって話になりました。それからhippotherapyから始まった私のAlternative Therapy熱。話に聞いたDolphin Therapy求めて旅行に行こうって話にもなりました。親ならきっと誰でも思う、子供にいろんな経験をさせてあげたいっていうの、私たちには結構切実です。少しでも子供たちの発達の助けになるならお金の許す限りのことしてあげたい。それにそんなときに見せてくれる笑顔、それも子供たちから私たちへのご褒美なんですね、きっと。

楽しい予感。旅行やセラピーだけじゃなくって、今日の午後みたいな気の置ける友達と飲むワインと会話も私の日々の楽しみの一つです。

今日のLO: 前にもアップした子供たちの写真をスクラップしました。ピアの表情が好き。こんな一瞬もまた明日も頑張れる気になる“ご褒美”ですね。
products used: La Playa paper by Anna Aspnes, Snap Frame by Katie Partiet

Sunday, 13 August 2006

Cherish


カイのお友達3家族とのBBQパーティー。
もともとは先週末の誕生日パーティーの用意で買いすぎたソーセージを使い切ろうとゆうこの計画、お天気にも恵まれてとっても気持ちいい午後を過ごしてきました。カイは誕生日に“じぃ”と“ばぁ”からもらった新しい自転車の初乗り!合同パーティーの相方も両親から自転車プレゼントしてもらってて、二人で楽しそうにレース。ブランコや滑り台、ビーチでサンドキャッスル作ったり、砂にお絵描きしたり・・・、子供の遊ぶのを見るのはほんとに楽しい。そりゃケンカしたり誰かが泣いたりもあるけれど、こんな純粋なこころで遊べるのはこの年頃独特のものかもしれないですね。私自身があまり子供時代を覚えていないので、ちょっとうらやましかったり。

昨日の晩は、子供たちをダンナに預けて女友達とディナーに行ってきました。
彼女も障害のある子を持つ、私の親友です。彼女の子は男の子なんで、親同士が勝手ににいいなづけにしちゃって、ボーイフレンド・ガールフレンドの間柄(笑)。まだ知り合って何ヶ月しかたたないとは思えないくらい、お互いをわかりあえる大切な友達。二人とも育児や療育に追われてなかなかこんなチャンスはないので、思いっきりはじけてきました。なので今日は久しぶりの二日酔い。めずらしく頭にきて、一日頭痛と睡眠不足で朦朧としてました(笑)。

私には数は少ないけれど大切な友達がいます。
近くにいる彼女は今の私にとってなくてはならない存在だけど、離れていても遠くから支えてくれる友達もいます。なかなか会えなくても会ったときには会わなかった期間を感じないくらい。友達って大切ですよね。子供たちにも友達いっぱい作って欲しいな。そのなかで本当の友達を見つけて欲しいな。そして今日みたいな日を大切にして欲しいな。無邪気にはしゃぐ息子を見てたら二日酔いのボンヤリした頭でそんなこと思いました。

ゆっくりする間もないあっという間の週末。誕生日パーティー前後の疲れはまだまだとれそうにありません・・・。

今日のLO: その日の写真スクラップできるなんてめずらしい!だいたい何ヶ月か遅れてるんですよね・・・。ビーチで遊ぶ子供たちと私の思ったことをジャーナリングしました。ジャーナリングしばらくスランプだったんですけど、ここ最近楽しんでやってます。
product used: La Playa paper by Anna Aspnes, Snap Frame by Katie Partiet

Friday, 11 August 2006

Life's Not Fair

昨日はカイのプリスクールの園長に、2歳からそこにピアを通わせる可能性について話してきました。そのことについては、またのちのち書くことになると思いますが、話はやっぱりカイのことに。最近よく"It's not fair!"って反論するらしい。どこで覚えてきたのかその言葉、今日は私が使いたい。

昨日はつらい一日でした。
毎週木曜のピアのための言語療法講座で、ピアの行く障害児プレイグループにいるダウン症の女の子の家族に不幸があったことを知りました。 まだ2ヶ月の赤ちゃんが亡くなったんです。夜寝かせて朝起きたら・・・。解剖もしたそうですが何も見つからず、結局SIDS、乳幼児突然死症候群でかたずけられてしまったようです。

ほんとにたまらないです。お母さんとは同じプレイグループ、そして同じ療育センターに通っているので、よくお話していました。ついこないだ小さな小さな男の子、授乳しながらいろんな話をしていたのに・・・。こんなことがあっていいの?彼女たち家族は、もう十分つらいことを経験したじゃない?なんで死ぬのが彼女の子じゃないとダメなの?そこの道歩いてるそのお母さんの赤ちゃんでもよかったんじゃない?なんで障害のある子供を持って、もう十分つらい思いしてる彼女から赤ちゃん取りあげるの?こんな不公平なことってないじゃない?

ピアの障害のことが現実になって以来幾度となく思ったこと、“どうして私なの?どうして障害を持って生まれてきたのがピアなの?”。とっても前向きに、障害のあるピアが私のピアって思えるようになってきた矢先、またその思いがぶり返してきました。健常な子供を持つお友達の皆さん、気を悪くしたらごめんなさいね。でもどうしても思わずにはいられない。どうして他の子じゃなくてピアなの?どうして彼女の赤ちゃんなの?

Thursday, 20 July 2006

Connected

泣きませんでしたよ、今日は!
ほんとはちょっとだけ泣いちゃったんですけどね、それはワークショップの後だったんで、泣かなかったとゆうことにしちゃいます(笑)。それどころか、とってもいい一日でした。

まずはワークショップ前に、ダウン症の2歳の女の子のいるママさんとお茶したこと。
こないだ私が彼女に偏見を持っていたこと書いたんですけど、本当にそのまんまでした。本当に自分の浅はかさに自己嫌悪。こんなことでは子供たちにもいい見本にならないわ・・・。それはさておき、彼女の前向きさには、ほんと学ぶところがいっぱいでした。9歳の上の男の子にもASDとADHDという障害があって、きっと私なんかには計り知れないようなこと乗り越えてきたんでしょう。前回のセミナーで泣いてしまった私に、同じ道を通り超えたきた自分を重ねて、とても気持ちがわかったんだって言ってました。障害の違いはあれ、障害児(あ〜、ほんとにこの言葉きらい・・・使いたくないんだけどな)のママは、みんな同じようないろんな心の葛藤を乗り越えて生きている。あまり友達を作るの上手じゃない私だけど、今はそんな仲間のママさんたちからいっぱい元気と勇気もらえたらなって思いました。

今日のハイライトはピアとのディナー。
ダンナは毎日帰りが遅いので、横に住む両親から“お恵み”(私は“およばれ”って呼んでたんですけど、父に“アホか?!“おめぐみ”じゃ!って言われた・・・)がない限りは子供たちと3人で夕食をとります。今日はじーっくり時間をかけてピアと向き合ってみました。まずは視線を合わせてみた。ピアがハイチェアで私が椅子だとどうしても少しだけど私が見下ろすことになってしまいます。で、もっと低い椅子に座りかがみ込んでピアの顔を覗き込んでみた。そしたら、いつもより数倍も私に視線を返してくれる、笑顔を見せてくれるってことに気がついたんです!ほんとに今までのピアの状態はもしかしてすべて私が十分時間かけてあげなかったからじゃ?って思うくらいに!忙しい毎日ですが、ちょっと続けて頑張ってみようと思います。そのためにちょっと他のことさぼったっていいじゃない?子供にかける時間以上に大切なものってないんじゃない、今の私に?そう思ってやってみます。ほんとに“ピアと気持ちがつながった”って感じで、あんな楽しい食事は久しぶりでした。

今受けてるこの言語療法のコース、障害のない子供を育てているお父さんお母さんにもぜひぜひおすすめです。些細なことや考えたら当たり前って思えるようなことが、子供とのだけじゃなくどんな人とのコミュニケーションにも必要不可欠だったりする。そんなことを教えてくれるコースです。また折々紹介しますね。

今晩はとにかく私のこころ、満たされています。

Friday, 14 July 2006

Don't Be Judgemental!

実りの多い一日でした。
プレイグループで昨日のワークショップにも来ている他のお母さんとお話しました。年もきっと私より上で、体格が良くて貫禄あってちょっと近寄りがたい人と思ってました。今まで何ヶ月も行ってるグループで一度も話したことありませんでした。昨日私が泣いてたこともちろん気づいてて元気づけてくれて、来週のワークショップの前にお茶しようと誘ってくれました。ちょっと怖いなーと思ってた人だったので意外。人を見かけや印象で判断しちゃいけないなー、歩み寄っていかなかった私が悪いと反省。その後、もう一人他のお母さんともグループ後1時間ほど話しました。彼女のお嬢さんは3歳。例がないような遺伝子異常で生まれ、今まで生きている例が他にないそうです。この数ヶ月かの間にも彼女をなくしそうになったと言っていました。

そんな人たちの前で、体だけは丈夫でしっかり元気なピアのことでメソメソして、我ながらちょっと情けないって思った・・・。こうやっていろいろな人たちと知り合えてほんとよかった。そのお母さんたちも頑張ってる。子供たちも頑張ってる。私だって頑張ってる。

Monday, 10 July 2006

Being A Daughter

ピアのことに関しては、なかなか私の両親との関係も難しいときがあります。
もちろん、近くに住んでいてこんなに助かることはない。毎日感謝しっぱなしです。でも私にとっては、私のせいで親にもつらい思いさせてるって思うと、これまたつらい・・・。自分がこの状況をどうハンドルするかってこと以外にも、親がどう思うだろうか、どんな思いだろうかって。へこんだ日には、私とピアのせいでみんなにつらい思いさせてる・・・なんて悲観的な考えになったりして(そんな考え方だいっきらいなんですよ、自分でも)。

感謝してるんだけど、反対に不満に思ったりすることもあったりします。
どうしてこうしてくれないんだろう、理解してくれないんだろうって。勝手ですよね。
最近お酒を飲んで、ついそんなこと口走ってしまいました。“みんなつらいのはわかってるけど私が一番つらいってわかってよ。ピアは私の娘なんだよ”って。そしたら言われました。“そしたら私はどうなるの。ピアちゃんは孫、あんたは私の娘でしょ。ダブルでつらいでしょ?”って。それもそうですよねー。そんな会話を母と持ったことはよかったと思うし、自分が言ったことも後悔してない。でもちょっと考え方が変わったような気がします。誰が一番つらいなんてことはどうでもいいですよね。大事なのはみんながピアのこと愛してるってことなんだから。そして私も両親に愛されてる幸せな娘です。

Sunday, 18 June 2006

Grateful

長い間お休みしてしまいました。心配して連絡をくれた人たち、どうもありがとう。変に心配かけてしまったようですが、我が家はみんな元気でやっています。

3週間前のことになりますが、友達がてんかんの発作で倒れ、その場に居合わせた私が一緒に救急車に乗って病院に運ばれる・・・とゆう出来事がありました。ピアのプレイグループで知り合ったお友達で、彼女にはピアと1ヶ月違いの脳性麻痺の男の子がいます。子供の父親とは別居状態の彼女、家族も遠い海外にいて、一人でその子を育ています。プレイグループ以外に初めて一緒に出かけたわけですが、持病のこともその時知ったばかり。とは言っても私には何の知識もなく、次々と発作が続く救急車の中、障害のあるその子を抱いて、とても怖い思いをしました。やっと見つけた友達が死んでしまうんじゃないか、この子はいったいどうなってしまうんだろう・・・って。うまく言葉では表せませんが、なんだかその日、肉体的にも精神的にもかなり消耗してしまって、とてもブログに向き合う気にはなれなくって。

結局2週間近くの入院になったんですが、その間ほとんど毎日面会に行っていました。その間ほんとにいろんなことを考えましたが、一番思ったのは、私はしあわせだなーってこと。彼女の今の状況を考えるにつれ、どんなにピアのことでつらくても、私は恵まれているなって。私には一緒につらいことを乗り越えてくれる、時には後ろから背中を押してくれるパートナーがいる。カイとゆうピアを愛してくれる健常児の息子がいる。ピアとカイの成長を一緒に見守ってくれる家族が近くにいる。近くにはいなくても気にかけてくれる友達がいる。そして彼女とゆう、これから障害児を育てていくつらさも喜びも分かち合える友達ができたことも。そんなことすべてに感謝の気持ちでいっぱいです。

Saturday, 27 May 2006

Emptiness

父方の祖母が他界しました。
大 人になるにつれ、 自分のことしか考えていない祖母が嫌いになって、いつもいつも“早く死にたい”と言っていたので、死ねばいいのに・・・と思っていたくらい。最後に会った のは3年ほど前。会う前はいつも“もう年なんだし”と優しい気持ちになったりするんだけど、会えばいつもそう思ったことを後悔させられました。家族にまで 嫌われて悲しい人だと哀れには思っていましたが、何度も許せないと思うようなことがあり・・・。それでも私が親になったとき、この人は私の父の母親、この 人がいて今私の子供たちも存在するんだと思い、子供たちの写真をことあるごとに送っていました。でも、たまに電話で話すことがあっても、子供たちの様子を 聞くこともなく、すぐに私の母に代わってと言うし、挙句の果てに“あんたとこの子(最後まで子供たちの名前も、ダンナの名前さえ覚えようとはしませんでし た。ここで言う“あんたとこの子”とはピアのこと)誰に似たん?ダンナに全然似てない。ダンナに似たらよかったのにな。ハーフの子供はかわいいから。”と 言われ、見切りをつけました。なに?それって私の子かわいくないって言ってんの?極めつけは“よそで作った子か”みたいなことを言われ、いくら年寄りでも 言って許されることと許されないことがある、と本当に腹がたちました。それが半年くらい前の話で、それ以来写真を送ることもやめ、話もしていません。結 局、カイを7ヶ月の頃に見ただけで、もう一人の曾孫を見ることもなく、その子に障害があることを知ることもなく死んでしまいました。今までピンピンして て、いつになったら死ぬんやろーって思ってた矢先のあっけない死でした。自分の娘(私の叔母)を訪ねていたアメリカで、私の両親はそれで向こうに行ったん ですが、家族全員に最期を見守られたわけでもない、寂しい死でした。

実際いつかはこんな日が来ることはわかっていたけれど、私自身どう感 じるか想像もつかなかったんですよね。その日が来た今、正直言ってどう感じたらいいか わかりません。ただ、まだあの人を嫌いになる前の頃が思い出されます。小学生の頃毎朝一緒に食べた朝ごはんや一緒に見た連続ドラマ。一緒にはまった“おしん” を見て、奉公に出ていたときに自分も食べていたと作ってくれた大根飯の味。“たけちゃんマン”のことを“ヤケテマング”と言っていたこと。肩こりのひどい 小学生の私に“あんま”してくれた部屋。それがくすぐったくって笑いが止まらないで二人で大笑いしたこと。祖父のお墓参りのたびに涙を流していたこと。買 い物とお金を使うことが大好きで送ってきてくれた子供たちへの贈り物の数々。最後に会ったときの食事、
そして別れるときに泣いていたこと・・・。

Friday, 19 May 2006

Facing The Reality

今日は週一のプレイグループの日でした。
なんとなーく朝から気分の晴れないまま思い腰を上げて行ってきたんですが、ピアは楽しそうにしていたので行ってよかったなと思いました。今日は、たまに見かけるピアより二周りくらい小さな女の子が来ていて、チャンスがあったのでその子のママに話しかけてみたんです。ピアと1ヶ月しかお誕生日が違わないのに、ちゃんとしっかり座ってるし、高ばいで動き回ってるし、楽しそうにおもちゃ振り回して遊んでるし、発達はずいぶんピアより進んでるようです。彼女はダウン症だとゆうことですが、それでふとまた考えさせられました。ピアは今のところ原因不明の発達遅延とゆう診断ですが、いったいそれってどうゆう意味なんだろう?いつまでもそのまま原因わからないまま、どんどん他の子との差が開いていくんだろうか?ほとんど可能性はない事わかってはいるけど、もしかして普通の学校行けるくらいに追いついたりする事ってあるんだろうか?

もうひとつ、今日は正式にプレイグループに参加する為の書類にサインをさせられたんですが、その時にも気になる事がありました。参加が認められるには、身体障害、視覚障害、聴覚障害、知的障害、もしくは自閉症などに当てはまるとゆう条件なんですが、書類の説明をしてくれたディレクターに、ピアは一応“知的障害の疑い”ってしておくねって言われて・・・。まだこんなに小さいのに身体発達障害の方が目に見て明らかなんじゃないの?って思ったんですが。そんなにピアって知能の発達が遅れてるように見えるんでしょうか?自由に動き回るもっと小さな体の子の横で、ただただ横たわって手を口に入れてニコニコしているだけの娘がなんだか少し情けなくなって、何となく辛くあたってしまったような気がします。そんな自分にまた自己嫌悪。あ〜、まだまだ修行不足ですよね。

昨日、前にも書いたピアのボーイフレンドのママと電話で話しました。彼女は南アフリカ人で、今国から両親が訪ねて来ています。前回のグループではお父さんとお会いしたんですが、私たちが旅行中のグループにはお母さんを連れて行ったそうです。そのときお母さんが泣いてしまったらしく、彼女もとても辛い思いをした、と言っていました。そうですよね、きっとお母さん、グループにいる他の障害児を見る事によって、自分の孫の障害を目の当たりにしたんですね。わかるような気がします。私の父もきっと耐えられないでしょう。ピアのバースデーパーティーは家ではできないなって考えた事があります。横に住む両親にはきっとピアのお友達に会うのは辛すぎると思う。でもこれがピアの現実、私の現実。障害児の親にとっては逃げられない現実の世界、まっすぐに向き合わざるをえない世界。特に遠くに住むおじいちゃんおばあちゃんにとっては、ただただかわいい孫だった彼が、彼がいる世界を見る事によって、はじめて障害児だってこと意識しちゃったんでしょうね。それはとても辛いことだと思います。

また、自閉症の3歳足らずの男の子のパパと話したのはもう2ヶ月ほど前のグループでだったと思います。医者には自閉症と言われているけれど、自分たちはそんなことを認めない、と淡々と話していました。私はそのとき、この人この場でそうゆうこと言うべきじゃないんじゃない?って思ったんですよね。ここには“認めざるをえなかった人”たちがいっぱいいるんだよ?それは思ってても言うべきじゃないよって。

現実との向き合い方も人それぞれです。
私はいったいこれからどうこの現実と向き合っていくんでしょう?どう向き合っていけばいいんでしょう?この今現在のuncertaintyも、これからの将来に関するuncertaintyも私たちのreality。これからすこしずつ、その答えを見つけていくつもりです。

Wednesday, 17 May 2006

Recharged!


いっぱい楽しんでいい想い出たくさん作って、そして十分充電して昨日帰りました!

初めての秋の紅葉(ゴールドコーストでは見れません)、落ち葉、冷たい空気、
吐 く息の白さ、フェリーにバス、動物園での幼なじみとの再会、初めて触った見た事もない海の生物、走り回ったプレイグラウンド、自分で買った電車のチケッ ト、タクシーの運転手さんとの会話、飛行機の旅。子供たちはいっぱいいろんな“はじめて”を楽しんでくれたと思います。ハードな旅のスケジュールの途中に は、 ごねたり、泣いたりもあったけど、最高の笑顔をいっぱい見せてくれましたよ。久しぶりに見たカイと一緒に育った子供たちの成長に、我が子の成長も見まし た。 見るもの聞くものすべてに興味を示し、吸収してる様子がとても愛しかった。ピアは始終ニコニコで、今まで見たことないくらいいろんな表情を見せてくれ、そ の笑顔にもちいさな変化を見たような気がします。

私たち夫婦は思いっきり息抜きしてきました。
子供たちの笑顔と大切な友達たちに、いっぱい元気をもらい、またこれからの毎日を頑張れるような気がしています。

今日のLO: キャンベラの秋の街のピアの一枚と幼なじみとはしゃぐカイの一枚。旅行のスクラップブッキングは出来上がり次第ぼちぼちアップしていきます。product used: Autumnal kit by Anna Aspnes

Monday, 1 May 2006

Family

家族っていいですね。
今 日は丸一日、妹カップルと過ごしました。とっても気持ちいい秋晴れで(ゴールドコーストはきっと今が一番いい季節でしょう)彼らの家の庭でBBQして、 そのまま居座って夕食まで一緒にして帰ってきました。うちの子供たちは彼らが大好きで、きっと親の私たちのことも忘れるくらい!大騒ぎして遊んでもらって るのを見て、ふと家族っていいなーって思ったのでした。

私がだんなと結婚して家族になって、上の子が生まれて私たちは親になって、同時に 親たちは祖父母に、祖母は曾祖母になって、妹は叔母になって、ピアが生ま れて私たちは二児の親に、カイ(長男Kye)は兄になって、4人家族になって。妹が結婚したらその彼も家族の一員になって、同時に妹は向こうの家族の一員 になって、子供ができたら親になって、今度は私が叔母になって、うちの子たちはいとこになって・・・こうやってどんどん大きくなる。そりゃお互い気に入ら ないところや合わないところなんかもあって、ケンカもしょっちゅうしたりするんだけど・・・それでもいいな。

今特にピアのことで、
もともと仲のいい家族だったけれども前よりもっと団結したんじゃないかなーと思う。みんながピアを愛しく思って、ピアのこと心配して、一緒に泣いてくれて・・・これはきっと私自身も愛されてるからなんだなって、ほんとに私はしあわせ者だなって。こうゆうすべてのことがピアからもらった贈り物のような気がします。

Friday, 28 April 2006

She's My Joy

今日はとっても実りの多い一日でした。プレイグ ループでお友達ができたんです!彼女は南アフリカ人で、息子さんとピアは月齢が近く発達の具合もよく似ています。とーっても笑顔がかわいくって、体中で喜 びを表現してて、その笑顔見ていたらこころがやわらかーくなるような気がする、そんな男の子。今までグループで何度か顔をあわせてたけれど、今日ご近所さ んだとゆうことを発見。うちの近くのパブにもよく子連れで来るらしく、そんなところも気が合いそう(笑)。携帯の番号を交換して、プレイグループ以外でも 会おうね、と約束して別れました。私にとっても同じような環境のママ友達ができたのはよかったけれども、それよりもっとピアにお友達ができたことがうれし い。普通の子よりのんびりさんな二人、ゆっくりゆっくり一緒に成長していってね。

そんな感じでポジティブに始まった今日一日。昨日このブログに書いたことを読んで、なんてネガティブなんだろう!と反省しました。もちろんこの3日間でわ かるように、これからもこんな風にUp&Downの繰り返しなんだろうけど・・・。もし昨日書いたようなことを今度言われたら、“それは違うよ。 娘は私の喜びだよ。”って、笑って言えるようになりたい。今日ならそう言えそうな気がします!

Sunday, 23 April 2006

Being A Mother

友人からのメールで、子供を愛することと、子供にどっぷり浸かることは違う・・・とコメントをもらい、ちょっと考えさせられました。
確 かにそうだと思う。若い頃は、彼氏が出来たら彼氏の話ししかしなくなるような女はイヤだったし、子供ができたら子供の話しか出来ないような人とは付き 合ってても面白くないって思ってました。今でもそう思ってるけど、ふと気づくとやっぱり子供のことばっかり話してるんですよね。でもそれは、私の世界がな いってわけではないような気がします。たとえば子供がいることで、あたらしい付き合いやあたらしい趣味も見つけました。それがママ友であり、写真やス クラップブッキングであり。こうやって今の私の世界は子供中心に回ってるけど、それは子供たちのおかげで見つけた私の
あたらしい世界なんじゃないかなって。それに子供なん てすぐに大きくなって巣立っていくもの。いつかは私の手を離れて、今みたいに“mummy, mummy”って言ってくれなくなるもの。あと何年かは、どっぷり浸かってもいいんじゃないかな、悪い意味じゃなく。

そ れでも、もちろん 私も“それだけ”にはなりたくない!私が子供たちの見本なんだから、二人にいろんな世界を見せてあげたい。子供たちにはいきいきとした ママで、家族や友人にとっても魅力のある人間でありたいなーと思います。それでもたまに、鏡に映った自分の“疲れ果てたおばさんぶり”にイヤになるときが あるんですけどね(笑)。どうあれ、子供たちを産む前の私とゆう人間も忘れないでいたいと思います。

Saturday, 22 April 2006

Anniversary


あれから6年。楽しいこともあればつらいこともあったけど、いい6年だったな。今この次の6年を考えなきゃいけない時で、いったい6年っていうのが、長かったのか、これからの長い人生考えたら短いのか、どう考えたらいいのかちょっと悩んでます。

今晩は4人でディナーに出かけました。チビ二人連れてのお出かけはやっぱり大変で、両親もあずかってくれるって言ってくれたけど、やっぱり4人で出かけて よかったと思う。シドニーに住んでたときは、式を挙げたレストランに毎年ランチかディナーに行っていました。上の子が8ヶ月の時に連れて行ったりもしたけ ど、4人になってからは初めて。結婚記念日を二人っきりで過ごすってゆうのもいいかもしれないけど、やっぱり私たちはこのスタイルの方があってるような気 がする。うるさくする息子に怒りながら、6年間夫婦として過ごしただんなと話しながら、まだ一人で食べられない娘に食べさせながら、しあわせだなーと痛 感。

去年から、結婚記念日に家族写真と撮ることに決めたので、今日は仕事帰りの妹が夕方家に来て写真撮影してくれました。早速作ったデジタルスクラップブッキ ングのページです。去年の写真と比べてみて子供たちの成長ぶりにビックリ!きっと私たちも歳とってるんでしょうね。来年はどんな私たちになってるのかな?